のど・はなのお悩み解決サイトで、健康を応援監修:前東京女子医科大学 主任教授 玉置 淳

監修:前東京女子医科大学 主任教授 玉置 淳

はなの症状

鼻血がでる

鼻血がでる

鼻血は、鼻の中で血管が特に集まっている部分が傷つくことで出血することがほとんどですが、大きな病気が潜んでいる可能性もあります。

子どもの場合

アレルギー性鼻炎が関係していることが多く、鼻づまりがあったり鼻がかゆかったりするため、かきむしってしまい鼻血を出してしまいます。子どもが鼻血を何度も繰り返すときは、一度アレルギーの検査を受けさせましょう。

大人の場合

  • アレルギー性鼻炎以外に、外傷による鼻血が多くみられます。転んだりぶつかったりした後に出るため原因がわかります。応急処置をしても止まらない場合は、鼻骨骨折などがないか病院で検査を受けましょう。
  • 鼻血が応急処置でなかなか止まらない場合は、動脈硬化高血圧肝臓の病気も疑われます。また、いつもどちらか一方からの鼻血で、鼻をかんだときに血が混じる程度の出血がしつこく続くときは悪性腫瘍の可能性もあります。